2006/07/01
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Living “EXE”
数ある輸入車。乗り手の持ち味を見極めてベストの一台を選び、提案するのがカーライフスタイリストだ。ヴィンテージカーを探したり、デザインカスタマイズを勧めたり、木村利幸さんの仕事は乗り手と車の個性のマッチング。自宅の一部を開放したプライベートリビングはそんなコンサルティングに使われることもあるが、週末には友人と過ごすバーになる。
相手の顔を見てから、最高の一杯を作ります、と木村さん。並ぶのは自らの目で選んだ53本のリキュール類。友人の宝石鑑定士・工藤直一さんに差し出されたのはガーネット色のカクテル。大人の男の目は瞬時に、その人のためだけの一台、一杯を見立てるのだ。